作業机を作る
真上に物が置ける棚を設けた作業机が欲しくなり,以下の写真のような机を自作しました。
天板に関しては,昔から使っている机のものを有効利用することにします。ベースとなるのは,幅1800mm,奥行き800mmのコクヨのOAデスクです。
大きな机なので収容力は非常に高く,PCでコーディングしつつ,その横に安定化電源やらオシロやらを並べて基板をいじるというような作業もシームレスにこなせます。一方で,面積のわりに物を置く場所がなさすぎるので,いろんなものが天板の上で散らかりがちです。ならば直上に棚を作ればいいんじゃないかと考え,魔改造するに至った次第。
最初に,脚を木材で作ります。棚の支柱となるアングル材を机の脚に固定したいのですが,既存の脚は片持ちに近い構造なので,必要な位置に固定することができません。このため脚の再利用はあきらめ,2×4材と2×2材を組み合わせて新たに作りました。接合部は,引き抜き力や変形応力も受けるので,折金できっちりと補強しておきます。
そのままでは見た目がウッディーすぎるので,塗装します。色合わせが微妙に間違っているけれど,まあいいでしょ。
新たに作った脚を取り付けたあと,穴をあけ,ボルトで支柱となるアングル材を固定します。
支柱がにょきにょきと生えてきました。
棚板はアイリスオーヤマ製の幅1,800mm,奥行き450mmのものを使用します。そのままだと,盛大にたわんでしまうので,棚板の底面をアングル材で補強します。
棚板とアングル材をL金具と共締めにします。
そして支柱に棚板を留めて完成。
ものを置いてみたところ。手の届く場所に欲しいものを,手の届くところに置けるので,使い勝手は良好です。かかった部材費は約2万円。
机が良い感じになったので,調子に乗って3440×1440のウルトラワイドモニターを買ってみました。モニター1枚で複数のウィンドウを横に並べて作業できるので,なかなか便利。